じろうのげんざい

元コメディカル(PT理学療法士)の現在といろいろ

PT従事者の推移と今後について

※個人的見解を含みますので、詳細については個々人の責任でお調べ頂けますと幸いです。

 

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おはようございます。じろうです。

 

理学療法士を辞めて異業種へ転職した理由にも繋がる話なのですが、PTを取り巻く環境についての話も交えながら話を進めていきたいと思います。

尚、本記事では下記の情報を引用させて頂いております。

 

①:【2021年版】理学療法士の年収はいくら?稼げる仕事?|転職Hacks

②:https://www.mhlw.go.jp/content/10801000/000499144.pdf (理学療法士作業療法士の 需給推計について:厚生労働省

平均給与436万円…お金がない日本人「残酷すぎる年金額」(幻冬舎ゴールドオンライン) - Yahoo!ニュース

 

私が大学在学中から懸念していたのは下記の2点です。

 

理学療法士の供給過多の懸念

・競争率の激化と賃金の低下

・歳をとっても続けられる仕事か

 

供給過多については②の資料にある通り、2040年には供給数が需要数の1.5倍となる推計が報告されております。そのような事態に陥った理由としては育成校に関する法律の改正等が絡む話になるのですが、ここでは今後理学療法士は飽和状態になる可能性があるという点のみをピックアップしたいと思います。

 

そして次はお金の話です。最近出たYahoo!ニュースでは例えば40代の場合、日本平均だと630万円。①の情報から40代PTの平均給与が530〜580万(①の情報ではボーナスが換算されていないのでボーナス4ヶ月分をプラスすると大体これぐらいかと)。リハビリ室長や管理職になればおそらくこの通りの給与ではないかと思いますが、それは日本平均についても同じ話かと。複数の転職サイトで言及されている通り理学療法士の給与は医療従事者の中でも中ぐらい、そして日本全体で考えると平均より下回る、というのは複数の転職サイトでの総括かと思われます。※全体平均で考えると理学療法士の平均年齢自体が低いのでそのように比較はしておりません。

 

これらの話を纏めると、現時点ですでに理学療法士は日本の平均年収より低く、そして今後は理学療法士の供給過多の時代がやってくると想像ができます(私は現在30代ですので2040年ではまだ現役であることも十分考えられます)。転職サイトではこの対策として、例えば自身の専門性を高めて付加価値を付ける、管理職となる、といったアドバイスがありますが、私は違うキャリアに進むという選択肢にフォーカスして、今後のブログにて記載していきたいと考えております。

 

ただし、私の場合は別キャリアに進んだことは結果的に間違いではなかったと思っておりますが、当然他の職業についても淘汰されていく可能性は十分あり得ることかとは思うので、そこはみなさまのモチベーション次第かな、と思います。

 

今後、おすすめの転職サイトを紹介していきたいと考えていますが、みなさんにお伝えしたいこととしては転職サイトに登録するのは無料です。そしてコーディネーターさんは私たちが知ることをできない情報をたくさん持っています。私がおすすめするのはとりあえず登録だけでもしておいて、情報をたくさん提供してもらうのも有意義なことかと思います。今後それらの情報も記載していく予定ですので、興味があればそちらを参照してください。

 

最後までご覧頂きありがとうございました。

それではまた。